イバラカンザシ
Spirobranchus giganteus (Pallas, 1766)
雌雄異体で、体調は5から7cmほど。石灰質の棲管の中で固着生活し、サンゴや岩に付着する。螺旋状に巻き上がった1対の鰓冠を持ち、鰓冠の色は単色やツートンカラーなど個体によって様々である。英名ではクリスマスツリー•ワームと呼ばれ、ダイバーに人気の被写体であるが、鰓冠に触れようとすると、一瞬で棲管に引っ込んでしまう為、このカラフルなツリーに触れることは極めて難しい。 (吉岡)
高知県宿毛市沖の島 (2021.5.14)
高知県大月町西泊(2019.5.3)