アザハタ

アザハタ

Cephalopholis sonnerati (Valenciennes, 1828)

クエなどを含むマハタ属と比較して体高が高いユカタハタ属、そのなかでも特に体高が高い種である。体は鮮やかな赤色で明瞭な模様はないが、黒みが強い個体や、淡い白色斑をもつ個体もいる。頭部は黒ずんだ赤色で、赤色の斑紋が密在する。ユカタハタのようにキンメモドキやキンギョハナダイなど小魚が群れているそばでみられることが多く、写真映えする。幼魚は体が真っ黒で、沖の島の水深30 m付近の砂地に点在する小岩の周囲でみられた。ハタ類の例に漏れず美味であり、水揚げは多くないが高値がつく。(小枝)

幼魚についての解説と写真を追加しました:2020年10月29日(小枝)

KBF-I 55
KBF-I 1373(幼魚;沖の島)
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