アカトゲトサカ Dendronephthya nipponica Utinomi, 1952 群体はあまり高くならず、ポリプが密集し丸くなった枝先がこんもりとしている。ポリプの骨片は全て赤色で、ポリプ自体は白~黄色。柄部の根本は赤くなる場合がある。トゲトサカ属はポリプ頭部を装甲する骨片の配列が分類に利用されており、数式で示される。本種の配列様式は『II= (5-7) p+0 Cr+strong S.B.+ (0-3) M』とされている。(古井戸) 柏島;2020年8月19日撮影 沖の島;2017年11月1日撮影 ポリプの骨片