アカダマクラゲ

アカダマクラゲ

Eurhamphaea vexilligera Gegenbaur, 1856

 数あるクシクラゲの仲間でも墨を吐くことで知られるアカダマクラゲ。櫛板の下に赤い球状のインク腺があり、刺激を受けると墨が吐出される。吐き出された墨は水中で見ると茶色や黄色にみえる。なめてみると少し苦い。体長6 cmほどまで成長する。反口端に三角形の突出部があり、その先端から2本の鞭状体が伸長する。日本では南日本を中心に沖合の表層で報告がある。(戸篠)

沖縄県糸満沖(2022年4月21日撮影)
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