公益財団法人 黒潮生物研究所

超黒潮生物図鑑 南四国アイランド

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脊索動物門 ChordataActinopterygiiコイ目 Cypriniformesコイ科 Cyprinidaeハス属 Opsariichthysオイカワ Opsariichthys platypus

オイカワOpsariichthys platypus (Temminck et Schlegel, 1846)

日時:地域:

レア度:毒性:

環境:淡水

掲載者辻元さん黒潮生物研究所の研究員補です。写真や映像の撮影編集を専門としています。

公式データ

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体長15cmの小型の淡水魚。体側やヒレが赤や青に彩られる婚姻色が美しく、アクアリウムで飼育されることもある。甘露煮にすると美味しい。シーボルトが持ち帰った標本によりテミンクとシュレーゲルによって記載され、当初はカワムツなどと共に属名 Leuciscusとされたが、その後、日本人が台湾で採集した2種を元にJordan & Evermannが設立したオイカワ属Zaccoが立てられ、Zacco platypusをタイプ種に指定した。そこでは、Zaccoが日本語で小さな魚、"雑魚"からきていると言及されている*。しかしながら現在はハス属Opsariichthysとされているので、属名からの雑魚扱いはされなくなった。

*Jordan D.S. and Evermann B.W. 1902. Proceedings of the United States National Museum p.322
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