公益財団法人 黒潮生物研究所

超黒潮生物図鑑 南四国アイランド

刺胞動物門 Cnidaria花虫綱 Anthozoaイシサンゴ目 Scleractiniaクサビライシ科 Fungiidaeマンジュウイシ属 Cycloserisアミメマンジュウイシ Cycloseris explanulata

アミメマンジュウイシCycloseris explanulata (van der Horst, 1922)

群体全体の写真 群体の拡大写真1 群体の拡大写真2

日時:2020/12/15地域:高知県東洋町甲浦

レア度:★★★★★毒性:なし

環境:沿岸 水深15-25m

掲載者目崎拓真さん有藻性イシサンゴの産卵生態などを専門にしていますが、サンゴ全般大好きです!特に、四国の高緯度サンゴ群集域のサンゴ群集をターゲットにしています。

公式データ

イシサンゴ

観察地域高知県東洋町甲浦

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群体は固着性で、群体形は被覆状です。他のマンジュウイシ属のほとんどが、単体のサンゴで、岩に固着せず砂地などで自由生活をしています。そのため、本種はマンジュウイシ属の中でもとても珍しい生態をもった種です。
小型のシコロサンゴやヒラシコロサンゴに似ていますが、サンゴ個体と個体をつなぐ肋が良く発達し、それらが網目状になることで見分けることができます。生きた状態では、慣れないと見分けられません。
生息水深は15 mより深くダイビングの観察向きですが、泥っぽい環境におり生息数も少ない稀種です!
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