刺胞動物門 Cnidaria ▶ 花虫綱 Anthozoa ▶ イシサンゴ目 Scleractinia ▶ ハマサンゴ科 Poritidae ▶ Bernardpora ▶ コハナガササンゴ Bernardpora stutchburyi
コハナガササンゴBernardpora stutchburyi (Wells, 1955)






観察地域竹ヶ島・甲浦
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群体の形は塊状から準塊状で、色は茶褐色や灰色であまり目立たない。特徴はハナガササンゴ属と同じく昼間から触手の数24本のポリプを伸ばしているが、ポリプの長さは短い。ハナガササンゴ属から分かれて、1属1種のサンゴとなる。触手の長さは揃って短いことと、ポリプの大きさが非常に小さいこと、ポリプを縮めると骨格の凹凸が非常に少ないことで、ハナガササンゴ属のサンゴと見分けることができる。どこにでもいるサンゴではないため、レア度4としているが、いるところには複数近距離で生息していることがある。もしかすると、娘ポリプが抜け出して無性的に増えるか、プラヌラ保育型かもしれない。骨格は凹凸が少なくサンゴ個体が小さいため、遠目にはアミメサンゴにも似るが、よくみるとハマサンゴ科の特徴的な骨格構造をしていることで見分けることができる。
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