刺胞動物門 Cnidaria ▶ 花虫綱 Anthozoa ▶ イシサンゴ目 Scleractinia ▶ ミドリイシ科 Acroporidae ▶ ミドリイシ属 Acropora ▶ ニホンミドリイシ Acropora japonica
ニホンミドリイシAcropora japonica Veron, 2000
観察地域竹ヶ島・甲浦
知ってる 0
見つけた 0
好き 0
群体は岩を覆うように成長することが多く、群体の外周部では枝が伸びることもあります。大仏さんの頭のように円錐形の短い指状の枝がたくさん出ているのが特徴です。もともとはサンゴ礁海域にいるオヤユビミドリイシに似ていることから、オヤユビミドリイシの一種として記録されていましたが、高緯度サンゴ群集域に生息しているものについては形態が大きくことなることから2000年に新種記載されました。その後和名については野村・目﨑2005にて「ニホンミドリイシ」となりました。竹ヶ島や甲浦では、外洋側で見られますがそれほど多くはありません。高知県の西南部や土佐湾内では普通種でレア度は星1ですが、本海域では珍しいため星3としました。
コピーしました