新種のクラゲ「シライトトンボダマクラゲ」を発見・命名しました

 公益財団法人黒潮生物研究所(高知県幡多郡大月町)、峯水写真事務所(静岡県駿東郡清水町)、九十九島水族館海きらら(長崎県佐世保市)は、2018年から2022年に沖縄県糸満沖、久米島沖で採集したクラゲの標本を分類学的に精査したところ、ヒドロ虫綱の新種であることがわかり、Tregouboviopsis gemmula (トレゴーボヴィオプシス・ジェミュラ)、標準和名 シライトトンボダマクラゲと命名しました。また、2014年に静岡県大瀬崎、2018年に長崎県佐世保市にて日本初記録種となるTregouboviopsis perradialis (トレゴーボヴィオプシス・パーラディアリス)を発見し、標準和名 トンボダマクラゲと命名しました。

詳細は以下をご参照ください。

https://kuroshio.or.jp/wp-content/uploads/2024/09/プレスリリース_トンボダマクラゲ属.pdf

論文は以下のリンクからダウンロードできます。

<i>Tregouboviopsis gemmula</i>, a new species of Hydrozoa (Anthoathecata, Ptilocodiidae), with new record of <i>Tregouboviopsis perradialis</i> from Japan (jst.go.jp)

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