リョウマエビ

リョウマエビ

Nupalirus japonicus Kubo, 1955

 土佐湾でとれた個体で記載されたため、坂本龍馬にちなんだ和名がつけられた。額縁には正中棘、眼上棘が1対、眼下棘が1対ある。眼上棘は強大で斜上方に突起して、上縁に3大棘があり、最後棘は甲上にある。第1脚は長大で、不完全な鉗を形成する。分布域は駿河湾〜土佐湾で、水深20m以深の岩場に生息する。個体数が少なく、珍しいエビなので捕獲されたら水族館で飼育される場合が多い。噂では加熱でも生食でも極上の味わいだとか…. 吉岡

背面
腹面
幼生(フィロゾーマ)
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