マツバクラゲ

マツバクラゲ

Eirene hexanemalis (Goette, 1886)

 クラゲの放射管は4の倍数であることが多いが、本種は例外的で6本の放射管をもつ。しかしながら、放射管は写真のように均等に並ぶこともあれば、不均等に並ぶこともあり、どのように規則性が保たれているのか不思議である。宿毛湾沿岸では夏から秋にかけて出現するが、数は少ない。マツバの名の由来は不明だが、放射管が松葉のように広がることに由来するのかもしれない。(戸篠)

山口県周防大島町産(2015年9月29日撮影)
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