ボウズニラ

ボウズニラ

Rhizophysa eysenhardtii Gegenbaur, 1859

  クラゲの中では珍しく「ニラ」という名がついている。外見は細い枝状で一見するとクラゲのようにみえないが、水中を漂って生活する管クラゲの仲間である。玉のようにみえる部位は気泡体で中にはガスが入っており、ガス量を調整することで浮き沈みする。刺されると非常に痛く、とあるダイバーさんは「目玉の親父」と呼び、恐れている。宿毛湾では冬から春にかけてみられる。(戸篠)

沖縄県産(2018年2月28日撮影)
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