プロトペリディニウム アベイ

スケオビムシ属の一種

Protoperidinium abei (Paulsen) Balech

 細胞は円錐を底面で二つ貼り合わせたような形をしている。腹面観では、上殻の左右両端がやや窪んでいる。上下両殻の高さはほぼ等しい。横溝は腹面で幅の1~1.5倍ずれ、左右方向にわずかに重なっている。下殻の最下端の鎧板からほぼ三角形の翼片が後方に出ている。
 暖海域に多く分布し、出現量は少ない。

採集地:柏島(高知県);採集日:2022 年 7月13日;撮影者:日野出賢二郎
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