フクロソトエリクラゲ

フクロソトエリクラゲ

Ectopleura sacculifera Kramp, 1957

 球状の傘に触手が2本備わったクラゲ。外傘に白い筋状のものがみられるが、これは放射状肋と呼ばれており「ソトエリ」の名の由来となっている。宿毛湾では冬から春にかけてみられるが、それほど数はとれず、捕まえたら嬉しいクラゲのひとつである。なお、ソトエリクラゲ属のクラゲは形態が互いに似ている者が多く、種同定が難しい。(戸篠)

高知県宿毛市産(2017年1月13日撮影)
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