ハナビラウオ

ハナビラウオ

Psenes pellucidus Lütken, 1880

白い花びらのような姿をした魚で、幼魚は表層を漂うクラゲにつくことが知られる。四国西南部においても、沖の島の近くを漂っていたユウレイクラゲについていた小型個体が得られた。この特異的な習性から小型個体の採集例が多いものの、体長50 cmほどにまで成長する魚であり、大きい個体の採集例は少ない。四国西南部においても今のところ成魚は得られていない。(小枝)

KBF-I 1167(幼魚)
KBF-I 1169(幼魚)
NMMB-P29438(成魚;台湾南部産)
ユウレイクラゲにつくたくさんのハナビラウオ(2020年7月17日)

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