ハイクラゲ

ハイクラゲ

Staurocladia acuminata (Edmonson, 1930)

 数あるクラゲの中でも水中を漂わない珍しいクラゲ。潮間帯のタイドプールに生育するアオサやウミトラノオなどの海藻上に付着していることが多い。体は盤状で、直径は0.5~1 mm。触手はこん棒状で球状の刺胞塊が配列する。触手の付け根に赤い眼点を備える。水槽内に突如、大量に発生することがある。かつてはイザリクラゲと呼ばれていたが、ハイクラゲと改められた。(戸篠)

高知県大月町産(2022年11月8日撮影)
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