ノキシノブクラゲ

ノキシノブクラゲ

Athorybia rosacea (Forsskål, 1775)

 シダの1種であるノキシノブのような形をしたクラゲ。からだの中心にある玉のような部分は気泡体で中にガスが入っており、浮力を調整しながら浮遊生活を送る。気泡体を取り巻く葉状の保護葉はやや脆く、飼育していると傷がついたり、根元から抜けたりと取り扱いが難しい。全ての保護葉が抜けるとダイバーたちが恐れるボウズニラっぽくなるが、今のところ刺傷被害は報告されていない。(戸篠)

高知県宿毛市産(2017年3月29日撮影)

沖縄県本部町産(2018年2月23日撮影)
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