ナガレコアシウミシダ

ナガレコアシウミシダ

Comanthus suavia Rowe, Hoggett, Birtles & Vail, 1986

中型種。岩のすき間に潜り込み、数本の腕を外に伸ばしている。伸ばした腕は20 cm程度で、その逆にある隠れた腕はずっと短い。腕に赤紫と白の細かい横縞模様がある。赤紫の部分が黒い個体も見られる。羽枝は背面が白く、先端のみ黄色い。普通は巻枝を欠くが、小型個体では数本みられることがある。当海域では全域において普通にみられる。(小渕正美)

西泊;2011年6月9日;小渕正美撮影

反口面(裏側)から見ると巻枝がない(BIK-EC-CR 0097)
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