トラフナマコ

トラフナマコ

Holothuria (Stauropora) pervicax Selenka, 1867

 体長は20~30 cm。体は円筒形で、背面は褐色と白色のまだら、または白地に褐色のまだら。腹面は白色かクリーム色で、管足の先端は濃褐色。四国西南部では岩礁や転石帯でよくみられる。キュビエ器官が良く発達しており、触ったりして刺激を与えると逆襲を受けることになる。体内にホロチュリンという毒があり、生食はできない。ナマコマルガザミが寄生していることがある。(戸篠)

高知県大月町西泊沖(2020年2月12日撮影)
高知県大月町西泊沖(2020年2月12日撮影)
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