テンジクイサキ

テンジクイサキ

Kyphosus cinerascens (Forsskål, 1775)

イサキと名がつくがイスズミ科の魚である。背鰭軟条部が棘条部と比べて著しく高いことで、同属他種と識別できる。微妙な差のようだが、イスズミとミナミイスズミが水中では識別不可能なほど似ているのと比べると、いくぶん同定しやすい種である。40 cmほどになる魚であることから食用にされないこともないが、味が良いと聞いたことはない。(小枝)

KBF-I 836
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