センナリヅタ

センナリヅタ

Caulerpa racemose (Forsskål) J. Agardh, 1873

海底を這う匍匐枝から伸びる直立枝の先端が球型やナス型になる。特徴的な見た目で、沖縄名物「海ぶどう」を連想する方も多いだろう。先端は大きさや密度に変異が多く、綺麗な球状のものから、やや扁平なものもいる。四国西南部ではごく普通にみられる。ちなみに、沖縄名物「海ぶどう」として有名なのはクビレイワヅタという同じイワヅタ科の緑藻であるが、この種は四国には分布しない。(小枝)

観音崎;2020年7月13日撮影
PAGE TOP