セミエビ
Scyllarides squammosus (H. Milne Edwards, 1837)
日本では房総半島以南に分布し、外洋に面した浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息する。背面は赤褐色でセミのような体形をしているのが名の由来で、殻は著しく厚くて硬い。食性は動物食で、夜になると出歩いて貝類や甲殻類などの小動物を捕食する。分厚い殻の内に秘めている身の部分はとても美味であり、刺身や塩茹でがおすすめである。さらに殻は、あら汁にすることで残すところ無し。 (吉岡)
日本では房総半島以南に分布し、外洋に面した浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息する。背面は赤褐色でセミのような体形をしているのが名の由来で、殻は著しく厚くて硬い。食性は動物食で、夜になると出歩いて貝類や甲殻類などの小動物を捕食する。分厚い殻の内に秘めている身の部分はとても美味であり、刺身や塩茹でがおすすめである。さらに殻は、あら汁にすることで残すところ無し。 (吉岡)