スギウラヤクチクラゲ

スギウラヤクチクラゲ

Sugiura chengshanense (Ling, 1937)

  ポリプ世代で分裂する種はたくさんいるが、クラゲ世代で分裂する種は意外と少ない。そのうちの1種がスギウラヤクチクラゲである。浅いお椀型の傘に複数の口を備えており、口を含めるようにしてちぎれるように分裂する。時々、口を欠く分裂直後の個体をみるが、それらはどのようにして生きながらえているのか不思議である。クラゲ食で、他のクラゲと一緒に飼っていると喜んで食べてしまうので注意が必要。和名の「スギウラ」は鉢クラゲ類の生活史研究の発展に尽力した杉浦先生にちなんで名づけられた。(戸篠)

高知県土佐清水市産(2019年11月14日撮影)

個体によって口の数は様々
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