コリソディニウム テセラータム

オキシトクサム科の一種

Corythodinium tesselatum ((Stein) Loeblich Jr. & Loeblich III)

  遊泳性種。細胞は幅よりも高さが大きく、紡錘形をしている。上殻は低い円錐形、下殻は背が高く丸みがのある円錐形をしている。 上殻上端に刺はなく、 上殻表面は細かい編目模様に覆われている。下殻には複数の小翼片が組み合わさった棘があり、 細胞縦軸に平行な数本の稜線と横溝に平行な多数の稜線で構成された編目模様に覆われる。横溝は幅と同程度ずれる。
 亜熱帯から熱帯に分布し、本邦では黒潮の影響の強い海域で見られる。
 少し古い図鑑にはOxytoxum tesselatum として記載されている。

採集地:片島(高知県);採集日:2022年5月16日;撮影者:日野出賢二郎
採集地:片島(高知県);採集日:2022年5月16日;撮影者:日野出賢二郎
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