コケイワヅタ

コケイワヅタ

Caulerpa webbiana f. tomentella (Harvey) Weber-van Bosse, 1898

一見するとコケ植物にみえる、その名もコケイワヅタ。よくよくみると直立した枝から、細かく分枝した小枝が密生している。イワヅタの仲間は岩を這う匍匐枝(ほふくし)から直立枝と呼ばれる部位が伸びる。コケイワヅタは直立枝が匍匐枝を覆い隠すほどに密生していることも特徴である。四国西南部ではごく普通にみられる。(小枝)

群生するコケイワヅタ(柏島;2020年7月23日撮影)
緑にみえるのがコケイワヅタ(観音崎;2020年7月10日採集)
PAGE TOP