クロホシイシモチ

クロホシイシモチ

Ostorhinchus notatus (Houttuyn, 1782)

港のなかや、岩礁域でとてつもない大群を形成する。ネンブツダイに似るが、頭後部に黒色斑があることで簡単に識別できる。四国南西部ではネンブツダイと比べて圧倒的に個体数が多い。繁殖期になるとペアを形成し、メスが産んだ卵塊をオスが飲まず食わずで加えて育てるイクメンな魚である。ミナミハタンポと同じく、「ハリメ」と呼ばれるが、食用としての利用はないようだ。(小枝)

KBF-I 441 
                   
クロホシイシモチの群れ
(竜串:2019年7月18日撮影)
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