クロサギ

クロサギ

Gerres equulus Temminck & Schlegel, 1844

銀色がかった体で、見た目としては特徴がないのが特徴というような魚である(著者の主観です)。砂浜と岩場の間に広がる砂地など、構造物のない場所を群れで泳ぐ姿が普通にみられるが、釣りでも潜りでもなかなか採れない。市場での収集が主となるが、市場価値は高いとはいえない。それぞれの鰭をわずかに動かしながら、水中で完全に静止する様子が観察されている(映像)。口は下方に向かって伸びることから、底質に棲む生物を捕食するのであろう。和名であるクロサギは某同名の人気漫画に由来・・・はせず、「イサキに似た黒い魚」から由来するものだという(大月町でもイサキはイサギと呼ばれる)。とはいえ、少なくともイサキよりは白いものばかりではある。(小枝)

特徴は鱗がとれやすいこと。口が伸びる。塩焼きで食べると臭い。土の中のエサを土と一緒に食べる。(西川璃久人)

こども生き物図鑑を追加しました。:2020年2月10日(小枝)

西泊港を泳ぐクロサギ
KBF-I 864
KBF-I 70
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