クビアカハゼ

クビアカハゼ

Amblyeleotris wheeleri (Polunin & Lubbock, 1977)

砂地の浅場にテッポウエビが掘った穴に暮らしている。テッポウエビの仲間は砂を掘る能力が高いが、眼が悪い。ハゼは穴を掘る能力は低いが、眼が良い。このためテッポウエビが穴掘り、ハゼが周辺警戒をおこなう共生関係がなりたっており、テッポウエビはハゼの動きをすぐに察知するため、触覚で常にハゼに触れている。クビアカハゼは水中では、目立たない茶色っぽい魚だが、実はとても綺麗な赤色をしている美しい魚である。(小枝)

KBF-I 710
PAGE TOP