カタアシクラゲ

カタアシクラゲ

Corymorpha bigelowi (Maas, 1905)

  傘高は5 mmほどで傘縁にある4本の触手のうち、1本が顕著に長いことからこの名がある。一見、アンバランスのようだが長い触手を使い、ピコピコと器用に泳ぐ。本州太平洋岸や九州沿岸、琉球列島沿岸で比較的普通にみられる。大月の海では夏によく捕れる。ポリプは単立性でクラゲよりも大きく、浅場の砂泥底でみかけることが多い。(戸篠)

愛媛県愛南町産(2016年6月16日撮影)
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