カスザメ

カスザメ

Squatina japonica Bleeker, 1858

平べったいのでエイのようであるが、鰓孔が体側にあるのでサメの仲間である。背側は細かなヒョウ柄でザラザラしている。口の上には短いひげがある。砂底でじっと身を潜めて、魚類や甲殻類を餌とする。英名では「エンジェルシャーク」と呼ばれる。天使・・・といえば天使に見えなくもないが・・・。軟骨魚類特有の臭みもなく、かなり美味という。写真の標本は黒潮生物研究所魚類コレクションのなかでも最も大型な部類に入る(最大はニタリ)。(小枝)

KBF-I 432
KBF-I 432(腹面)
KBF-I 1035(幼魚)
KBF-I 1035(幼魚腹面)

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