ウミコップ属の1種

ウミコップ属の1種

Clytia sp.

  鉢状の傘をもつ軟クラゲ。 傘径は2 cmほど。放射管は4本あり、楕円形の生殖巣が発達する。傘縁からは糸状の触手が数十本伸びる。クラゲでの同定が困難であるため、ウミコップ属の1種とした。日本沿岸には複数種存在すると考えられ、今後の研究の進展が待たれている。宿毛湾では年間を通して出現し、最もよくみられるクラゲのひとつである。(戸篠)

高知県宿毛湾産(2016年3月22日撮影)
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