イトヒキベラ

Cirrhilabrus temminckii Bleeker, 1853

赤色の体が美しいベラの仲間で、成魚は腹鰭が伸長する。四国南西部ではどこででも群れでみられる普通種であるが、大きい個体はあまりみられないうえに、大きい個体は海底から浮いた場所にいることが多く採集が難しい。イトヒキベラの仲間は美しい体色から観賞魚として人気がある。（小枝）