イソマグロ

イソマグロ

Gymnosarda unicolor (Rüppell, 1836)

マグロと名はつくが、マグロ属ではなく、1種のみがしられるイソマグロ属である。見た目も似ているといえば似ているが、どちらかというとハガツオに似る。歯はギザギザで、側線は曲がりくねり、マグロよりカッコいいともいえる(著者の主観です)。名の通り、磯場やサンゴ礁など浅場で良くみられる魚で、潜っているときふと上の方を見るとイソマグロの群れが悠々と泳いでいく姿がみられたりする。食用魚としての価値はお世辞にも高いとはいえないが、地域によっては好んで食される。沖縄では「トカキン」と呼ばれ、釣り魚として人気が高い。大きいものは2 mにもなるという。(小枝)

・生態写真を追加しました。(2019年12月18日;小枝)

KBF-I 841
イソマグロの群れ(沖の島;2019年9月13日撮影)
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