イセエビ

イセエビ

Panulirus japonicus (Von Siebold, 1824)

 体長は350mm前後。触角板に前縁に近くつねに1対の大棘がり、その後部は平滑、まれに2〜3小棘が不規則にならぶ。日本では茨城県〜九州の太平洋岸に分布し、主に岩礁性浅海に生息する。産卵盛期は6〜8月でこの時期の雌の筋肉はやせて味もイマイチ。正月ごろは味も良くなり、賞用される。南方のイセエビの仲間(ゴシキエビ、ニシキエビ)は味があまり良くないが、イセエビは生食よし、加熱よし、和風・洋風料理に最適で食用エビ類の神様である。

私は生食派 吉岡

2021年9月6日  高知県大月町西泊
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