イサキ
Parapristipoma trilineatum (Thunberg, 1793)
幼魚は縞模様があり、成長に従い消えて全体に黄色みが増す。成魚の大群が沖の島でよくみられる。琉球列島ではほとんどみられず、温帯性魚類の代表のような魚であるが、台湾でも普通にみられる(いわゆるアンチ琉球列島型の分布パターン)。非常に美味な魚として各地でブランド化もなされている魚である。大きい個体は一気に値が上がる。四国南西部ではイサキではなく「イサギ」と呼ばれており、大型の個体はやはり高値で取引される。(小枝)
刺身、塩焼きなど食用にもうってつけの魚。たくさんの人達に知られているが、引きが強いため釣るのは難しい。(増本奏太)
生態写真とこども生き物図鑑を追加しました;2021年2月22日(小枝)