アナグマブンブク

アナグマブンブク

Pericosmus cordatus Mortensen, 1950

 水深80 m以深の砂泥底に生息するブンブクの仲間。普段は泥の中に潜って生活する。鮮やかな紫色の体色が美しい。相模湾から九州西南部、インド・西太平洋に分布。和名の「アナグマ」の由来は不明であるが、「同じ穴のムジナ」からきている可能性がある。キツネブンブク、タヌキブンブクと来て、アナグマブンブクと命名された説があり、非常に興味深い。写真の個体は土佐清水沖水深100 mで採集された個体。(戸篠)

高知県土佐清水沖(西泊・藤田氏提供)
腹面
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