チョウセンバカマ Banjos banjos banjos (Richardson, 1846) 本種は1科1属1種のモノタイプとされていたが,近年の研究で4つの種および亜種に分類された.標準和名の漢字表記の「朝鮮袴」は,長崎県での地方名で,本種の体色が朝鮮通信使の装束を連想させることに由来するとされる.高知県ではおもに底曳き網で漁獲され,混獲された他の魚と共に練り物用に出荷される.今回のように釣獲されることは稀である.(解説:熊木慧弥) チョウセンバカマ(標本番号 BSKU 138630)