クリサオラ・フセッセンス
Chrysaora fuscescens Brandt, 1835
傘径30 cmほどのシーネットルの仲間。太平洋(アリューシャン列島からカリフォルニアにかけて)に分布するため、パシフィックシーネットルと呼ばれる。日本では古くから展示されてきたシーネットルであり、各水族館で群泳するパシシーを鑑賞することができる。縁弁は8分円につき4枚あり、各縁弁は丸みを帯びる。触手は24本備わる。体色は黄褐色や赤茶色で傘縁では色彩が暗くなる。薄い放射条紋をもつ個体も確認されている。2010年にMorandini & Marquesにより、ヤナギクラゲ属Chrysaoraの再検討がなされた際に日本のヤナギクラゲ Chrysaora helvolaはC. fuscescensのシノニムとされた。しかしながら、ヤナギクラゲとC. fuscescensは別種であるとの意見もあるため、今後の研究を注視する必要がある。種小名のfuscescensは「暗色の」を意味する。



