2026年度スタートのご挨拶

みなさま、いつも黒潮生物研究所の活動をご支援していただき、本当にありがとうございます。

2026年度が5月1日からスタートしました。おかげさまで、大月町の地に研究所ができてから、9月で25年目の節目の年になります。
黒潮生物研究所では今年度も、「気候変動で変わりゆく足下の海の記録を続け、次世代に引き継いでいく」という思いを大切にしながら、研究・保全・普及啓発・教育・地域連携の活動に取り組んでまいります。

海の環境は、近年大きく変化しています。
高水温によるサンゴの白化や、生きものの分布変化など、黒潮流域でもこれまでにない変化が見られるようになってきました。一方で、その気候変動による変化を記録し、地域の方々や研究者、子どもたちと一緒に海を見つめ続けることで、新しい発見や未来へ適応するヒントも生まれています。

今年度は、サンゴや海洋生物の調査研究に加え、高緯度サンゴ群集域でのネットワーク活動、市民参加型モニタリング、環境教育、イベント参加など普及啓発活動にも力を入れていきます。研究所の活動を通して、「海を知ること」が地域や未来につながるような場を少しずつ広げていければと思っています。

また、研究所の日々の出来事や、小さな発見、海の面白さも、今年度から正職員になった辻元研究員補による動画配信、このブログやSNSを通してお届けしていきたいと思っています。

海の変化が大きい時代だからこそ、現場から丁寧に自然を見つめ、研究だけでなく、人と海をつなぐ活動を大切にしていきます。

本年度も、黒潮生物研究所をどうぞよろしくお願いいたします。

公益財団法人 黒潮生物研究所
研究所長 目﨑 拓真

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