研究員

学歴
1998: インドPES College of Arts and Science (Microbiology and Chemistry)
2000: インド国立ゴア大学, 修士課程 (Marine Science)
2000: 国立海洋研究所,ゴア,インド プロジェクトアシスタント
2005: 高知大学大学院農学研究科,修士課程 (Aquaculture)
2008: 高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科, 博士課程 (Kuroshio Science)
職歴
2008-2014: 台湾 行政院国家科学委員会, 中央研究院多様性研究中心, 博士研究員
2015: 大韓民国済州大学校 海洋生物学科 貝類増殖研究室,研究員
2016-2025: 台湾 行政院国家科学委員会, 博士研究員
2025/5~ 黒潮生物研究所, 研究員
研究業績
研究領域や意気込み
私の研究は、気候変動に関連して、高緯度およびextreme environmentsにおけるサンゴの生態生理学を理解することです。海水温ストレスがサンゴとSymbiodiniaceae (共生藻) の生理機能に及ぼす影響、そして異なる環境条件に生息する同種および異種のサンゴにおける相互作用について研究しています。また、サンゴ種が生存できる最低水温と最高水温を調べることで、サンゴ種の温暖幅についても研究しています。これは、地域適応、微小地理的適応、そして様々なサンゴが気候変動の影響にどのように反応するかを理解する上で役立ちます。
過去10年間、高緯度に生息するサンゴとその生態生理学を研究してきました。特に台湾、日本、韓国に焦点を当てています。地域固有のサンゴ種を用いて、海水温ストレスへの反応を研究しています。様々なサンゴ種を将来の海水温ストレス予測にさらすことで、どのサンゴ種が将来生き残れるかを理解することが可能になります。

私の好きなサンゴはキクメイシモドキです。とても丈夫なので気に入っています。とても冷たい海水や、海水温の高い場所にも生息しています。