ゴンゴンズイズイ


こんにちは、こえだです。

皆さま、お手元にCurrent R6はお届きでしょうか?

今回の私の連載シリーズ「魚海酔候」では、ミナミゴンズイとゴンズイについて紹介させていただきました。

魚の写真が2枚ならんでいるので、これがミナミゴンズイとゴンズイか、そっくりだな、と思ってしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、説明にもあるようにあれはどちらもミナミゴンズイです。

というのも、大きいサイズのゴンズイが未だ入手できていなかったためです。

これがCurrentでも紹介したミナミゴンズイです。

しかししかし、みなさまにCurrentが届いたまさに昨日!ゴンズイが採れてしまいました!

それがこちらです!

ゴンズイです。KBF-I 1309

じゃーん!

はい・・・、ほぼ一緒です。

茶色が濃いですが、これは個体差とか状態の違いもけっこうあります。

やはり一番わかりやすい違いは背鰭が始まる位置!

ミナミゴンズイでは臀鰭(しりびれ)が始まる位置よるずいぶん前ですが、ゴンズイではちょっと前ぐらいですよね?

ゴンズイの仲間は幼魚の時期にゴンズイ玉という群れをつくります。

こういう姿をよくみかけますが・・・

もはや、これがゴンズイ玉なのかミナミゴンズイ玉なのか、それともゴンズイMIX玉なのか判断はできませんね。

ちなみにゴンズイの仲間は日本では2種しかいませんが、海外に目を移すと実はもっとたくさんいます。

KBF-I 575(シンガポール産)

こちらはPlotosus albilabrusという同じゴンズイ属ですが、日本には分布しません。

全身コーヒー色で、おひげも長く、なんだかダンディですよね。

これまで日本のゴンズイしかみたことがなかったので、昨年、この種をみたときはなかなかの衝撃でした!


さてさて、これで皆さんもゴンズイ学を卒業です。

食べても美味しいらしいので、次はゴンズイマスター目指して頑張ってください!

でも、背鰭には毒があるのでくれぐれもご注意を!ゴンズイでドクターにかかることになりますよ!


ミナミゴンズイを提供してくださった今北大介さん、ゴンズイを提供してくださった山田陽一郎さんに感謝申し上げます。


こえだ

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